
これまで出会ってきた、人や本について綴ったエッセイです。
本と人とのあいだを繋ぎたいと希ってきた思いは、仕事を続けるうち、いつしか、本と人と言葉が溶けあう境界、あわいへと揺蕩っていきました。
この本は、重なり混じり合い、変わりゆく本と人との関係性を、手製本を通して見つめた記録でもあります。
本の合間には、染め紙のかけらが挟み込まれています。
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『本のあわい』空想製本屋 著
2026年6月4日発行
組版・造本・製本 本間あずさ
印刷 中野活版印刷店
発行 空想製本屋
148×184mm、48p /平綴じ
本文リソグラフ印刷/タイトル箔押し、空押し
トビラ6 種/染め紙入り/草木染め綴じ糸(椿の枝葉染め)
*トビラの色はランダムでお届けします。
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(以下あとがきより一部抜粋)
文章を綴り始めるきっかけは、今から十年以上前のこと。
出版社から打診がありエッセイを書き進めていたが、子育てと製本との両方に突っ走り始めた頃で、どうしても書き切ることができなかった。
そのことが喉につかえた小骨のように、ずっと引っかかっていた。
長い長い時を経て、ようやくこうして形になり、ご縁のあった伊豆のbookendさんでの展示に際して発表できることを嬉しく思う。
本と人とのあいだを繋ぎたいと希ってきた思いは、仕事を続けるうち、いつしか、本と人と言葉が溶けあう境界、あわいへと揺蕩っていった。この本は、重なり混じり合い、変わりゆく本と人との関係性を、手製本を通して見つめた記録でもある。二十代前半の夢を見ていたような時代から、四十代に入った今、これまでを振り返るよい機会ともなった。製本を仕事として続けていられるのは、まぎれもなく関わってくださった方一人一人のお陰である......。
¥2,200